618th Ave.

日銀動向アップデート

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
【経歴】 貿易会社経営の1990年生まれ ・大手自動車メーカー出身の機械系エンジニア ・国内証券会社にて為替の営業経験あり 【学歴】・KAPLAN インターナショナル・カレッジ シドニー卒業 【所有資格】 ・日本証券アナリスト協会認定 プライベートバンカー ・証券一種外務員

こんにちはKOMANです!

本日は最新版の日銀動向についてお伝えします。

前回日銀のマイナス金利解除についてお話したのは覚えていますでしょうか?

依然としてマイナス金利解除のハードルは低いという見方に変わりはありません。

要するに

事実上の利上げではあるが、波及効果は限定的

影響は限定的といえども「じゃあ実際に経済学者が理論付けた通りに動くか?」

そう聞かれると、答えは「ノー」となってしまいます。

例えるならば、

バンジージャンプで「めっちゃ安全だから‼」

そう何度も言い聞かせても飛べない人が居るのと同じです。

バンジージャンプ】日本一はどこ?高さランキングTOP10! - スポスルマガジン|様々なスポーツ情報を配信

 

いくらマイナス金利解除が「大丈夫」「問題ない」と証拠と共に説明しても、

あの何十年も動かなかった日銀が「ついに利上げした!」

というインパクトが大きすぎるのです。

何となくご理解いただけましたでしょうか?

正常化への条件がコロコロ変わる日銀

それではここから本題に入って参ります。

タイトルにもある通り、日銀から発せられるコメントがコロコロと変わるのです。

投資歴の長い方であれば「そんなもの当然」とお考えだと思います。

一方で投資歴が比較的浅い方であれば「えっ⁉そんな事あるの??」

と衝撃を受ける方が居るかと思います。

そうそう!今まさにそう思ったよ!

こまおさん

やっぱりそうですよね。

衝撃かとは思いますが、

通貨を管理・発行する中央銀行ですから当然といえば当然の事ではあります。

言っている事が正しかろうと、誤っていようとも、中銀のコメントが真実となるのです。

では実際に何が変わったかといいますと、

金融政策正常化の条件が以前とは変化しました。

これまで

2%の物価上昇

現在

2%の物価上昇 + 賃金上昇

確かに。黒田前総裁の時は賃金に関してほとんど言及していなかったよね!

こまおさん

むしろ退任直前の「賃金上昇が伴っていない」の発言までは

真逆の「賃金が上昇せず、物価だけが上昇する事は普通あり得ない」

とまでも仰っていました。

 

こういった事もあり、新体制の植田日銀総裁に移り変わっても尚

日銀の掲げる目標は「物価の安定と金融システムの安定」この2本柱です。

日銀HPのメインページに記載されています。

 

どこにも賃金上昇なんて書かれていません。

しかしここ最近の日銀関係者の発言は賃金上昇を伴う2%の物価上昇が条件だと明言しています。

物価高は“大きな負担” 日銀は大規模金融緩和の継続決定 「粘り強く継続」植田総裁は意義を強調 | TBS NEWS DIG

2023年6月16日(金)TBSテレビ

という事で日銀が明言する金融政策正常化(マイナス金利解除)の条件に

賃金上昇が加わった今、「これが真実」となるわけです。

なんかスッキリしないけど、まあそうなんだね!

じゃあ賃金はどれだけ上がればいいの?

こまおさん

良い質問ですね!

それでは次の項で詳しく解説してきます。

 

 

賃金上昇率の目標

答えはズバリ3%です!

これは適当に決めているのではなく、

経済学上一般的に理想とされている数字であり、主要国はほぼこれと言って間違いありません。

余談ですが必要知識という事で頭に入れておくと便利ですよ!

経済学上の理想的な目標

物価上昇率:2%

賃金上昇率:3%

こちらは2023年10月12日(朝日新聞)の記事抜粋ですが、

日銀の野口審議委員が示したばかりです。

 

この様に日銀が掲げる物価上昇率2%の目標達成の為に

「賃金上昇率はベアで3%は欲しい」

とコメントしていました。

オッケー!目標は分かった!じゃあ現状はどんな感じ?

こまおさん

かしこまりました。

では現状の賃金上昇率を確認して行きましょう!

 

現在の賃金上昇率

こちらは2つのデータで確認出来ます。

・毎月勤労統計調査

・トレーディングビュー

毎月勤労統計調査

はじめに毎月勤労統計調査です。

結論から言いますと、最新のデータ8月分で見ると1.6%です。

読んで字のごとく、こちらは厚生労働省から毎月発表されてくる指標になりまして、

PDF1ページ目に【きまって支給する給与】という項目があります

マーカー部分にご注目下さい

 

この列の前年比部分(%表示)が注目して頂きたいポイントです。

就業形態ごとに【一般労働者】【パートタイム労働者】の2つに分かれています。

細かく確認する場合はそれぞれを、

全体を確認したい場合は赤マーカー部分に注目すると良いかと思います。

トレーディングビュー

続きまして、トレーディングビューにて確認する事も出来ます。

私個人的には【毎月勤労統計調査】が好みですが、

視覚的に分かりやすいのは圧倒的にトレーディングビューかと思いますのでお勧めです。

表示して頂きたいシンボルは

JPWG

Japan Wage Growth YoY

こちらの表示手順を解説いたします。

手順1 シンボルの追加

PC版トレーディングビュー右上のメニューバーをクリック(ウォッチリスト、詳細、ニュース)

 

次に展開されたシンボル欄上部の十字マークをクリック(シンボル追加)

 

検索欄に先ほどのJPWGと入力

【すべて】を選択し、JPWGと表示された列の十字マークをクリックで追加完了です。

 

手順2 ラインの表示

この様な形で目標値3%に水平線を引くことをお勧めします。

私はTARGET(ターゲット)と文字も表示しております。

 

ありがとう!これで見やすくなったよ!

こまおさん

では確認の為に質問です。

日銀の目指す賃金上率は何パーセントですか?

3%!!

でも現状は1.6%だから、届いてないんだね。残念だな~。

こまおさん

お見事!大正解です。

では落ち込んでいるこまおさんへ

最後は衝撃のニュースをお伝えします。

連合の賃上げ目標

先日2023年10月17日(火)の日経新聞記事です。

連合の芳野友子会長はベアと定期昇給を合わせて

「5%以上」の賃上げを求める方針を固めました。

実はつい先日までは「5%程度」と表現が穏やかでしたが、

ここへ来てその表現が強まりました。

背景としては、消費者物価は3%台で推移する中、

実際の賃上げが2%では不十分だとの意見が上がった模様です。

そうだ!そうだ!賃上げが足りないんだよ~‼

こまおさん

また最後にKOMAN独自入手のリーク情報になります。

詳細は伏せておきますが、

国内大手の企業がつい先日社内で

「これまでにない最大級の賃上げ」

をアナウンスしたそうです。

賃上げムーブメントが連鎖的、同時多発的に巻き起これば

いよいよ来年度は日銀の本格始動も始まるのでは?

こんな期待感が湧いてきますよね!

 

今回はこれで以上になります。

参考になったという方は高評価を頂けると励みになりますのでよろしくお願いいたします!

ではまた次回お会いしましょうKOMANでした!

 

この記事を書いている人 - WRITER -
【経歴】 貿易会社経営の1990年生まれ ・大手自動車メーカー出身の機械系エンジニア ・国内証券会社にて為替の営業経験あり 【学歴】・KAPLAN インターナショナル・カレッジ シドニー卒業 【所有資格】 ・日本証券アナリスト協会認定 プライベートバンカー ・証券一種外務員

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© KOMAN STREET , 2024 All Rights Reserved.