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知らないと恥ずかしい?【重要指標】Summary of Economic Projections

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【経歴】 貿易会社経営の1990年生まれ ・大手自動車メーカー出身の機械系エンジニア ・国内証券会社にて為替の営業経験あり 【学歴】・KAPLAN インターナショナル・カレッジ シドニー卒業 【所有資格】 ・日本証券アナリスト協会認定 プライベートバンカー ・証券一種外務員

みなさんこんにちは!

KOMANです  

今回は「知らないと恥ずかしい?」でも意外と知らない人が多い、

FRBから発表されてくる重要指標

 

Summary of Economic Projections

(サマリー・オブ・エコノミック・プロジェクション)

 

通称SEP(エス・イー・ピー、セップ)

こちらをご紹介いたします。

ちなみにKOMANは良くプロジェクションと呼んでいます。

SEPとは?

SEPは経済指標の様に毎月出てくるものではありません。

各四半期ごと、計4回に渡って公開されるFRBメンバーの経済予測になります。

SEPの中身

・GDP成長率

・失業率

・インフレ率

適切な政策金利

※予測時期は今年とその後2年間となっています。

実際のSEP

では概要が分かったところで実際のSEPを見てみましょう!

 

ズラズラと長い文章(しかも英文)にアレルギーが発症しそうになった方

ご安心ください(笑)

SEPは御覧のようにシンプルな図やグラフがほとんどです。

直近のSEPのリンクを貼っておきますので気になる方はどうぞ!

 

世界中が注目するページ

もちろんSEPはその中身【全て】が重要ですが、

その中でも世界中がこぞって注目するページが存在します。

そのページは「適切な政策金利」の部分です。

聞いた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

通称「ドットチャート」「ドットプロットチャート」

と呼ばれています。

 

このページは今後の政策金利がどのように推移するか?目安になります。

横軸は西暦(左から2023年、24年、25年、長期)

縦軸は金利(下段が低く、上段が高い)

注目される理由

なぜこのドットプロットチャートに注目が集まるのか?

もうここまで来ると愚問のように感じてしまいますが、

まず第一にFRBの政策金利予測だからです。

 

基軸通貨ドルの発行母体、FRBの設定する金利は世界中に影響を与えます。

紛れもなく日本もその影響を受けます。

ドルの変動要因である政策金利が今後どう推移していくのか?

これをウォッチする事で、以下が可能になります。

・企業は「貿易や投資」などの事業計画

・新興国では自国通貨の金利設定の目安

・投資家は「リスクオン・オフ」の判断目安

単なる予測では無い

この政策金利予測のプロセスは明確なものがあります。

ちなみにここを読み進めて行くと、

ファンダメンタル分析に磨きが掛かりますよ!

 

SEPの中身でお伝えした

・GDP成長率・失業率・インフレ率

この3つを覚えていますでしょうか?

こちらも同様に明確な数字として記載されてきます。

 

左側が項目となっておりまして、上から

・Change in real GDP(実質GDP成長率)

・Unemployment rate(失業率)

・PCE inflation(PCEインフレ率)

・Core PCE inflation(コアPCEインフレ率)

・Federal funds rate(政策金利)

となっております。

右半分は西暦ごとのパーセンテージで明確に表記されています。

補足:各項目の下段には前回の予測値も記載されています。この図ではMarch Projection(3月時点での予測)となっております。

という事は、この各項目が

SEP通りに進んでいるかどうか?計画通りか否か?

そういった目線で分析すると良いのです。

 

具体的には

GDP:1.0%、失業率:4.1%、PCE:3.2%(コア:3.9%)

この条件が全て揃って政策金利が5.6%予測となっているのです。

 

裏を返せば、この3指標4項目が予測からかけ離れてくると

政策金利予測が変化してくるという事です。

 

CPIと雇用統計が注目される

ここからはまとめになりますが、

CPIはPCEインフレ率よりも先に発表されてくる指標になりますし、

雇用統計の内訳には失業率が含まれています。

ですので、この2指標は注目度が非常に高いという事が腑に落ちたのではないでしょうか?

 

ここをSEPと照らし合わせて行けば、

政策金利の動向にある程度予想が付くと言う訳です。

 

この様に指標を見ていくと面白いですよね!

早速次回の指標発表が気になって来たのではないでしょうか?(笑)

 

それではまた次回お会いしましょう

KOMANでした‼

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【経歴】 貿易会社経営の1990年生まれ ・大手自動車メーカー出身の機械系エンジニア ・国内証券会社にて為替の営業経験あり 【学歴】・KAPLAN インターナショナル・カレッジ シドニー卒業 【所有資格】 ・日本証券アナリスト協会認定 プライベートバンカー ・証券一種外務員

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